北海道旅行-4(お詫びも含めて)

北海道旅行-4

前回の投稿から1年近く経過してしまった。大学が少し忙しかったのもあるが、自分の怠惰により更新ができなかったことを申し訳なく思っている。残りの行程とその概要だけを数回に分けて更新したいと思う。

 

3/23

行程;北海道に上陸!札幌へ

秋田→弘前→(つがる)→新青森→(E5はやぶさ)→新函館北斗七飯→(藤城線・大沼公園経由)→森→(261北斗)→苫小牧→鵡川→苫小牧→南千歳→(快エア)→札幌→(261とかち)→新札幌/新さっぽろ→大通→麻生→真駒内→北12条(乗り過ごし)→さっぽろ

 

 朝は7時過ぎから移動開始。701系の性能が意外とよいことに気づいた。弘前では岩木山を臨める広い道路まで出た。橋上駅舎で開放的な感じであった。改札前コンコースの弁当売り場でとん豚弁当を購入。また、売店ではふじりんごのドライフルーツを購入した。リンゴジュースを10種類以上扱う自販機も目を引いた。何の種類か忘れたが、1本購入。ホームに降りると701系のトップナンバーに遭遇。E751系もトプナンであった。新青森まで移動し、下車。駅周辺はホテルはある程度で、車窓からは突然大きな新幹線の駅舎が現れた。5分乗り換えで軽く駅名標の写真を撮った後急いで新幹線ホームへ。オプション券にハンコを押してもらい改札内へ。そんなに客がいなく、店やねぶたのオブジェの存在感が強く感じられた。ホームに上がるともう2分前。はやぶさは全車指定席だが特定特急券扱いで乗車が可能である。3列掛けの窓側の適当な席に着席した。当時2月上旬に発生した東北地方の地震の影響で徐行運転がなされており新青森始発に変更されていたためか乗客はまばらであった。発車後列車は津軽半島を北上する。210km/h程度であった。乗降客数日本最少の新幹線駅である奥津軽いまべつ駅を発車すると、今は貨物と一部の臨時列車しか通過しない在来線と合流。また、普通の案内に加え、青函トンネルについての放送がある。しばらくトンネルが連続しておりどれか気づきにくいが、よく見る写真の撮影アングルから想像できそうな広場みたいな場所が見えると青函トンネルに入る。それと同時に車内のテロップに青函トンネルに入った旨と軽い説明の文章が流れる。そして、蛍光灯の本数の多い龍飛海底と吉岡海底を通過する。もちろん、最深部の青紫のライトも目にすることができた。トンネルを出ると雪が見えたが、3月下旬ということもあってだいぶ少なかった。

 新函館北斗に到着。目的地の札幌方面に行くと思いきや、七飯まで1駅だけ函館方面に。現在は1日数本の普通と下り貨物しか通過しない藤城線に乗車。運転手が2人乗っていた。本数が少ないので、訓練の意味も込めてだろうか。新函館北斗方面の線路と分岐すると登りはじめ、新函館北斗駅一帯が見下ろせる。トンネルをいくつか抜けると下をくぐって左側から合流。湖は雪に覆われていた。大沼公園を出発すると、乗客は自分以外に1人に...。寂しくなったが、駒ケ岳の美しい景色が吹き飛んだ。信号場に格下げされた姫川信号場で遅延している北斗と離合し、海線と合流して森に到着。2022年度のダイヤ改正では長万部行きに変更される。駅前通りを少し歩いたのち、ロータリーの入り口付近にある柴田商店にて阿部商店のいかめしを購入。このいかめしは森駅よりも駅弁大会での売り上げの方が断然多いことで有名である。キハ261の北斗に乗り込み苫小牧まで移動。乗って海を眺めながらいかめしを食べた。いかの高騰によりここ15年で500円から780円に値上げされたのは残念だが、このいかめしは本場の森駅で購入し食べることができたのは幸いなことだった。もちろん、ふっくらしていて、味付けもほどよくおいしかった。食後、旅行開始からそれほど睡眠をとれていなかったのでしばし寝た。起きたとき、長万部到着前であった。そこから、小幌駅通過を目にした後、また眠りにつく、次起きたときは登別を発車したあたり。そこからは起きていた。白老は分岐がなくフル加速を体験できるので、キハ261の鋭い加速をじっくり楽しんだ。苫小牧到着後、日高線へ。3月末で廃止された鵡川以遠には行かないが、この廃止でJR北海道を完乗しようと思ったので優先。座席は6・7割埋まっていたように思う。しばらく室蘭本線と並走する。直線なのでキハ40の最高速度に近い90km/hを出している。浜厚真周辺では雑然と広がる平原に突然苫小牧東港がみえ、そんな中大きなフェリーが停泊している姿は非常に感慨深かった。鵡川に到着後、様似方面に向かう代行バスを見送る。そして一通り撮影したのち、折り返しに乗り込む。帰りは学生の利用が目立った。日が暮れる中、先ほどのフェリーターミナルを眺める。また、ここに来て初めて、シカによる急ブレーキを体験した。ちなみにこの時は急ブレーキに何回も遭遇し、しかも乗車している列車が鹿をはねることになるとは思っていなかった。そんなこんなで苫小牧に到着。735系普通で南千歳まで移動、帰宅時間とあって席は結構混んでおり、座れなかった。重い荷物を持っていたので植苗で席を譲ってくれた。一駅だけだが有り難い。千歳線に入ってから真っ暗な中を走行するが、突然空港の明かりが見え、南千歳に到着。快速エアポートに乗り換え。ここでは、座席に座ることができた。そして、札幌に到着。さすが大都市である。札幌ラーメンが食べたかったのでまず、王道であるラーメン王国に足を伸ばす。雰囲気が一番良さそうな店に入店味噌ラーメンを注文。麺やスープだけでなく、味玉までしっかりおいしい店であった。一旦ホテルにチェックイン。この日の宿はJRイン、JR北海道系列のホテルである。4800円でかなりのクオリティーであった。そして、地下鉄乗りつぶし数分後にとかちが出発だったので走って札幌駅に、なんとか駆け込まずに済む程度のタイミングで乗ることができた。ところが、これが失態だったのだが…新札幌で下車し、地下鉄にそして9時過ぎにもかかわらず1日乗車券を購入。大通まで乗車し、南北線に乗車。次の日道東で寝坊で行程が崩壊するため、ちきって東西線はあきらめてしまった。よくよく考えれば、次の日新札幌まで地下鉄で行ってそこからおおぞらに乗ればよかっただけの話なのだが…11時半すぎにホテルに戻り用事を済ませた後1時ごろ就寝。次の日は6時起床...